◆第11回 JMACシンポジウムのご案内

第11回JMACシンポジウム
「Hx: 実験動物代替からヒト機能に対する評価試験へ ~ 生体模倣システムの最先端と標準化 ~」

日時:2024年1月25日(木) 午後12時30分~午後4時15分
会場:日比谷図書文化館 日比谷コンベンションホール(大ホール)

※終了後に懇親会を開催します。(午後5時開始予定)
※後日動画配信を行います。ハイブリッド配信はいたしません。

肝臓や脳など、ヒト機能を模倣するin vitroデバイス“MPS”が注目を集めています。アメリカ環境保護庁(EPA)長官が2035年に哺乳類の動物実験を廃止するとの宣言を出し、2022年12月には、動物実験を用いない毒性評価方法を許容する内容を含むFDA近代化法2.0が発効しました。このような背景により、環境面での化合物の毒性評価だけではなく、医薬品開発の際の毒性評価にも、動物実験の代替法が求められます。

ヒト培養細胞を用いた高度複雑なin vitroシステムである、生体模倣システム(MPS)は、この代替法として期待されているだけではなく、ヒト細胞を用いることによって、従来の動物実験では評価できなかった、ヒトへの毒性や薬効を評価できる可能性があります。一方で、MPSの実用化に向け、欧州を中心に標準化の動きが活発化しておりますが、日本もこれまで積み重ねてきた再生医療に関係する標準化をベースとして活動を活発化させております。

本シンポジウムでは、我が国における技術開発の最先端と、標準化動向の両面に焦点をあて、議論します。


主催:
特定非営利活動法人バイオ計測技術コンソーシアム(JMAC)
後援:経済産業省
参加費無料
※懇親会に参加される方はPeatixサイトから別途チケットをお求めください。

交通アクセス
日比谷図書文化館 日比谷コンベンションホール(大ホール)
〒100-0012東京都千代田区日比谷公園1-4
https://www.library.chiyoda.tokyo.jp/hibiya/#access

参加登録はこちらから。Peatixサイトへリンクします。

プログラム
座長:
的場亮 株式会社DNAチップ研究所
中江裕樹 特定非営利活動法人バイオ計測技術コンソーシアム

※プログラムは、直前まで変更の可能性があります。ご了承ください。
※講演内容をクリックすると講演要旨がご覧になれます。

(敬称略)

  登壇者 所属 講演内容

12:00

開場

 

 

12:30

信正 均

JMAC会長/東レ株式会社 

開会挨拶

12:40

幸寺 玲奈

経済産業省

生体模倣システムを取り巻く現状と、製品化戦略について

13:00

安東 治

筑波大学

MPSを取り巻く国内外の現状

13:30

酒井 康行

東京大学

生理学的培養系構築における酸素供給の問題解決

14:00

 

 

休憩

14:20

吉岡 孝広

東京応化工業株式会社

日本のMPSサプライヤーとなるため

14:40

相原 大知

住友ベークライト株式会社

生体模倣システム(MPS)よる創薬研究への住友ベークライトの貢献

15:00

河内 幾生

一般社団法人再生医療イノベーションフォーラム/富士フイルム株式会社

細胞を中心とするMPSに関わる標準化動向(ISO/TC 276)

15:20

中江 裕樹

JMAC事務局長兼研究部長

細胞とデバイスの融合技術:MPSの標準化

15:40

パネル

 

パネルディスカッション

16:10

的場 亮

JMAC運営委員長/株式会社 DNAチップ研究所

閉会挨拶

16:15

閉場

 

 

懇親会開催のお知らせ

17:00頃より、ネットワーキングイベントとして懇親会を開催します。交流の場としてぜひご利用ください。会場はホール横のプロントです。
会場:プロント ライブラリーショップ&カフェ日比谷
会費:5,000円
※参加にはご登録が必要です。