◆第12回JMACシンポジウム開催要項
1.名称
日本語:JMACシンポジウム
「生体模倣システム(MPS)の技術的な発展と標準化における日本の役割」
英語:「”Contribution of Japan in the Technological Development and Standardisation of Microphysiological Systems (MPS).”」
2.目的
人の生理的反応を模倣するデバイス、MPSが注目されています。低分子化合物だけでなく新しいモダリティの医薬品について、薬効や安全性を検討するために、今は動物実験が主に使われています。しかし米国を中心にこの動物実験を減らし、新しい技術で代替する動きが高まってきました。その新しい技術の中で脚光を浴びているのがMPSです。このような背景から培養細胞や、生体に似た機能をもつ「オルガノイド」と呼ばれるミニ臓器をデバイスに入れ、化合物の反応などを確認することが可能になると考えられています。このデバイスの中に維持する細胞や臓器に、日本が開発したiPS技術を用いることによって、従来の動物実験では評価できなかった、ヒトへの毒性や薬効を評価できる可能性があります。臨床フェーズに入る前にヒトへの作用を検討できるため、国際的な開発競争が激化しています。このようなMPSの実用化、普及の鍵は標準化だと言われています。欧州を中心に活発化してきた標準化の動きは、昨年度大きく発展し、国際的なトレンドとなりつつあります。日本もこれまで積み重ねてきた再生医療に関係する標準化と、最近関連企業を中心として日本発の標準化を進めているマイクロフルイディクスデバイスの国際標準化を連携させることを主な目的と考え、MPS分野の標準化において、欧州、米国と連携した国際的な協力体制に参加しようとしています。本シンポジウムでは、我が国のアカデミア並びに関連企業における技術開発の最先端と、国際的な標準化活動の両面に焦点をあてて議論します。
3.主催 特定非営利活動法人バイオ計測技術コンソーシアム(JMAC)
4.後援 経済産業省
5.日時・会場
日時:2025年1月23日(木) 午後1時~午後5時55分
会場:日比谷図書文化館 日比谷コンベンションホール(大ホール)
形式:対面開催+後日録画配信 (ハイブリッド配信はいたしません)
6.参加者
バイオ分野特にMPSにおけるイノベーションとその基盤となる国際標準化活動に関心のある一般向け日比谷コンベンションホール 150名程度(想定)
7.参加費 無料
8.プログラム・講演者
座長:
的場亮 株式会社DNAチップ研究所
中江裕樹 特定非営利活動法人バイオ計測技術コンソーシアム
敬称略 ※時間帯は目安:変更の可能性有
※各議題への質疑応答はパネルディスカッションの時間に含めます。
講演内容をクリックすると、講演要旨がご覧になれます。
登壇者 | 所属 | 講演内容 | |
12:30 |
開場 |
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13:20 |
的場 亮 |
JMAC会長/ |
開会挨拶 |
13:25 |
幸寺 玲奈 |
経済産業省 |
METI挨拶 |
13:35 |
伊藤 弓弦 |
筑波大学 |
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14:35 |
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休憩 |
14:50 |
三原 将 |
株式会社朝日FR研究所 |
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15:10 |
三木 一郎 |
株式会社フィジオスバイオテック |
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15:30 |
中江 裕樹 |
JMAC事務局長兼研究部長 |
MPS技術の国際市場展開と標準化の役割 |
16:10 |
パネル |
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パネルディスカッション |
16:45 |
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休憩 |
17:00 |
Vania Silverio |
INESC MN Microsistemas e Nanotecnologias |
Advancing Microfluidics: Standardization Efforts by ISO/TC 48/WG 3 and CEN/TC 332/WG 7 |
17:20 |
Elsa Batista |
Instituto Português da Qualidade |
Results and impact of MFMET project – establishing metrology standards in microfluidic devices |
17:40 |
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オンラインでの質疑応答 |
17:50 |
中江 裕樹 |
JMAC事務局長兼研究部長 |
閉会挨拶 |
17:55 |
閉場 |
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懇親会開催のお知らせ |