こちらは2021年3月15日をもって終了しました。
たくさんのご協力ありがとうございました。
極低濃度核酸定量に関するアンケート調査のお願い
平素より、バイオ計測技術コンソーシアム(JMAC )並びに産業技術総合研究所の活動に際しまして、ご指導、ご助言を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、JMAC と産業技術総合研究所は共同で令和 2 年度産業標準化推進事業委託費(戦略的国際標準化加速事業:政府戦略分野に係る国際標準開発活動)を受託し、極低濃度の核酸を対象とした精確な定量を可能とするため遵守すべき要求事項について国際標準規格提案をすべく活動しております。
極低濃度核酸定量とは、一般的な U V や蛍光測定の他、質量分析装置等では検出できない濃度、すなわち、検出のためには PCR 等の核酸増幅を伴わなければならない濃度と定義しています。
昨今の新型コロナウイルス検査や食品における微生物検査等、核酸増幅を必要とする検査がそこに該当すると考えております。該当する検査は数多くあり、検査精度管理のためには日常的に核酸試料の希釈系列の作成が必須となります。日常的な作業であるからこそ、注意すべき点を明らかにし、共通化することで、正しい測定を行い、信頼性の高い定量値を得ることができると考えられます。
このような観点から、日常的に核酸分析を行っているラボで使いやすい国際標準の要求事項とするため、また、将来的な製品認証に活用するため「極低濃度核酸定量に関するアンケート調査」を実施することとなりました。
ご多忙のところお手数おかけすることにはなりますが、アンケートへの回答をお願いいたします。
特定非営利活動法人 バイオ計測技術コンソーシアム
国立研究開発法人 産業技術総合研究所